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若い人がどんどんいなくなる街の将来は

地方も地方と言われるくらいの、片田舎で商売をしています。
そんな片田舎でも、店舗展開が行われて来たのが、コンビニエンスストアです。
以前は、乾物等を扱う雑貨店を開いていたことから、時代の流れと言うことで、コンビニを開業することにしました。
当初考えていた契約より、かなり厳しい条件を持っての開業でしたが、他に店舗もないことから、特に先行きを心配することもありませんでした。
開業後も、商売は順調に進み、それなりの売り上げもあり、店の運営もほぼ予定通りに展開して行きました。
しかし、それなりの売る上げがあると言うことは、田舎としてはかなり忙しいお店と言うことになり、アルバイト等の人材が足りなくなって来ました。
特に深夜勤務のアルバイトを希望する人は、非常に少なく、身内の人間で回すしか方法が見つからないのです。
深夜勤務の求人を出して、応募して来るのは高齢者の方々になります。
高齢者の方が悪いと言うのではありませんが、レジ打ちなどにおいて問題も多く、他に仕事が出来る人を一緒にさせる必要が出て来てしまうことが多く、採用しづらいと言うのが本音です。
田舎と言うこともあり、若い人は学校を卒業すると大きな街へと、進学や就職で出て行ってしまいます。
将来の働き手の心配がある田舎の街は、どうなるのでしょう。

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